たけがみじゅんこのちょっといい話

2025.06.13

気軽にLINE

皆様から寄せられたビジネスマナーと職場内コミュニケーションについての質問にお答えさせていただきます。今回は、LINEの扱いについてのご質問です

【ご質問】
私の所属する営業チームでは、従業員10名全員が入っているLINEグループで、連絡を取り合っています。そのLINEに何でも送ってくる先輩がいて、最近は見積書や請求書まで送って確認や相談をしてきます。どの範囲までならLINEでのやりとりをしてよいものなのでしょうか。


【回答】
金額やお客様の詳細情報は、LINEでの情報交換は避けましょう。

瞬時にメンバー一斉に連絡が取れ、共有の状況もおおよそ掴めるLINEは、とても便利なアイテムです。ですが、あくまでも補助的な通信手段です。業務の根幹に係わる数字の入った書類、見積書や請求書、契約書、また一般的に公開されていない・他社が知り得ないお客様の情報、例えば今後の事業展開や関連する数字、役員・従業員の個人的な情報(お住まい、家族構成など)などは、やりとりしません。
気軽に送受信できるLINEは、大切な情報も気軽に扱われてしまう可能性もあります。何かのきっかけで、部外者の目に触れた時に差し障りがないか、退職時に在籍者が削除の確認ができるスマホかどうかなど、充分に考慮して扱いましょう。

代表取締役社長 竹上順子

2025年06月